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年が明けたと思ったら、あっという間に、紛うことなき春を迎えてしまいました。
顧みれば、9ヶ月もきものを着ていない。 こんなわたしが、「きものが好き」って言っていいのでしょうか。 少なくとも「きもののブログやってまーす」と言うのは憚られます。 さて、 2月・10月は、きものの虫干し・風通しに最適なんだそうです。 カラリと乾燥した空気が、纏わりつく湿気を取り去ってくれるのでしょう。 着付教室の先生は、 「洗濯物用でもなんでもいいから、紐を部屋の隅と隅に結んで、 そこにバサバサと、どんどんきものを引っ掛けて。それでいいんだから」 と教えてくれました。 なるほど、この方法なら簡単だわ~。 え? 簡単? たしかに簡単ではあります。後先考えなければ。 でも、出したらしまわねばなりません。 1枚1枚、皺にならないように、ぴしーっと畳んで、畳紙で包んで、 また箪笥にしまわねばならぬ。これって、案外面倒。 「先生も毎年そうやってきものの風通しをしてらっしゃるんですか?」 「そんなことするわけないじゃないのー。毎日着てるんだからー」 なるほどね。 きものを着るときって、前日に衣紋掛けに掛けて皺や湿気を取り、 着た後も同じように掛けてぬくみや湿気を取り、 ついでに汚れがないかチェックする。 このような理想的な歩みを毎日続けていれば、 そりゃぁわざわざ風通しする必要なんかありませんね。 9ヶ月ほったらかしのわたしのきものちゃんたち。 いったいどうなっていることでしょう。 年末、一度だけ抽斗を引いて、申し訳程度に空気の入れ替えをしたけれど。 着る機会もないのにもらった黒留袖なんか、色んなきものに押されて、 ものすごーくいじけた姿になっているかもしれない。 今度着ようとしたときに、お太鼓がうまくできなかったらどうしよう。 そんな不安を感じるほど、きものから遠ざかっています。
「きものはとにかく汚さない」
着付教室で、何度も言われたことです。 汚れはベンジンでとるとかなんとか、色々言われてるが、それは諸刃。 素人がやると、汚れが広がったり、ベンジンがにじんだりする。 第一、汚れの種類によってとり方や薬剤も変わる。 とにかく汚さないように気をつけて、それでも汚してしまったら、 すばやく専門家(店)に出す。 「なんにせよお金かかるから、汚さないのが一番よ」 きものの手入れの授業を受けても、結局最後はこの言葉でまとめられるのです。 幸運にも、わたしはこれまできものを「汚したっ!」ってことが、1度きりしかありません。 その1度は、もう書くも涙、読むも涙、ところが結果オーライな1件なので、 またあらためるとします。 ふだんは、きものを脱いだら衣紋掛けにかけ、同時に全体的に汚れていないか確認。 その後、きれいなタオルで、全体をなでるように拭いて終わり。 ま、何年かに一度、染めの着物は生き洗い(ドライクリーニング)に出そうかな、とか さらにもっと長いスパンで、織りの着物は洗い張りに出さないとな、とか、 頭の中で考えてるだけ。 この前、白白の5本献上を初めて締めました。 きものを脱いで、いつもどおり衣紋掛けにかけ、さてしまおうと思って畳んだら、 どーーーーーーーへーーーーーーーーーーーーっ! 薄っすらシミがーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 水性の赤いインクが、薄~くにじんだように、ポチョっとついてるだけなのですが、 白地の帯が汚れてるのはいただけません。 しょうがない、いつもはきっちり締めまくってる財布の紐をゆるめるか…。 いや待て、これくらい薄いシミなら、しばらく締めて、全体的に薄ら汚れてきてから 生き洗いに出したほうがいいか。さてどうしましょう。 ところが、我が師匠にちょいと相談したところ、 「献上はしっかり織ってるから、シミも落ちにくいのよねぇ。 ところで、消しゴムでこすってみた? 落ちることあるわよ」 え?? 何? そんなことしていいの? では、やってみましょう。 鉛筆の炭汚れが写っちゃ泣くに泣けないので、きれいな面で。 シミがついたところを、織りの方向に合わせて、消しゴムかける。 む? 薄くなってない? さらに丹念に、丁寧に、消しゴムをかける。 あらーーー。遠目には見えないくらい、薄くなったよ。 とりあえずこれでしばらくはやっていけそうだよ。 きもの・帯とも、地の性質によるので、なんでも消しゴムかけろとは言えません。 染めのきものなんて、消しゴムかけたらヨレヨレになりそうだし。 お下がりで、ちょっと薄汚れた献上帯をもらった ↓ そのままでは締められなさそうだから、消しゴム試しても惜しくない。 失敗しても惜しくない というものがお手持ちであったら、お試しになる価値はあるかもしれません。 献上以外でも、織りの帯ならいけるかも。 ただこれって、いわゆる自己判断・自己責任という範囲でお願いします。 思い通りにならず、万一ダメになっちゃっても、不肖わたくし、責任取れませんので。 また、わたしのように、見た目落ちたように見えても、汚れは落ちきっていませんから、 あるタイミングで、ちゃんとクリーニングに出すことは、やっぱり必要です。 食べ物のシミやなんかだったら、そこからカビが生えるかもしれないですし。 わたしも、白白が寒々しい季節になったら、クリーニングに出すつもりでいます。 消しゴムは、あくまでも当座のしのぎです。 それから、 くれぐれも、消しゴムかけた後は、よーくよーくカスを払ってくださいね。 ゴムが帯にくっついちゃったら、元も子もありませんからね。
わたしは、歩き方のバランスが悪いのか、足の裏の角化がものすごい。
足の裏の外側とか、かかととか、とにかく色んなところの角質が硬くなっています。 悪いことしているわけではないのに、恥ずかしい。 極端な話、あんなとこやこんなところを見せるより、足の裏を見せるほうが恥ずかしい。 「肌襦袢着て補整までしたら、どうせなら浴衣じゃなくて、 きもの着ちゃったほうがいいじゃん」 わたしが浴衣から遠ざかってるのは、こんな気持ちによるところが大きいのですが、 一方で、浴衣だと素足で下駄を履かねばならぬ ⇒こんなかかとを世間にさらすのは、ハズカチーねー という気持ちもあります。 かかとの手入れはたゆみなく行なわねばなりませぬな。 それも、浴衣の季節に先駆けて。 硬いかかとは、やすりで削ってクリームつければいい、 と長らく思っていましたが、足脚タレの人に言わせると、そうじゃないらしいのですよ。 テレビで観たんですがね。 「削ると、さらに角化が進むから、削らないでマメにクリームをつける」 このほうが効果的らしいのです。 で、風呂上り、角質を削らず、クリームだけ塗ってみたら、 たしかに少しだけやーこく、きれいになりました。 でも、面倒臭くて長続きせず、むいたようなかかと、には今日現在、なっていませんが。 わたしが使っていたのは、角質をやーこくする尿素が入ったクリームで、 殺菌作用があるというティーツリーというエッセンシャルオイルが入ったものです。 でも、尿素もエッセンシャルオイルも入ってないクリームを塗ってたときもあり、 それもそれなりに足の裏をやーこくしてくれました。 わたしほど硬くない足の裏なら、今から毎日やれば、 それなりにむけ気味な、つるりとかかとになれるのではないかと思います。 気になる方は諦めず、サボらず、ぜひお試しください。
友人に着付を依頼されることがあります。
そのときに気になるのが衿足なのです。 着付を依頼されるのは、たいてい振袖か留袖、訪問着など、 格の高いきもの=礼装です。 礼装は喪服を除いて、衣紋を抜き気味にします。 着付けをしている最中に、衿足から背中の入口まで、ばっちり見える。 むむーん。 きものをキレイに着こなしたいなら、衿足もお手入れしましょう。 一番よいのは、理容室に行くことです。 今は「レディースシェーブ」というのがあり、顔・衿足剃って、 たぶんパックやかんたんなマッサージなんかもついて4,000円位のはずです。 また、お店によっては、「衿足だけ剃ってほしい」という要望に、 もっと安価で応えてくれます。 わたしが行っていたお店では、前髪を少し切って、後ろの毛も軽く揃えて、 衿足剃って3,000円でやってくれました。 もう1軒のほうは、カット・シャンプー・顔衿足剃り・パックで4,500円位。 シャンプー・カットオンリーの美容室よりずっと安い。 わたしは祖父母が理容師だったので、理容室慣れしていますが、 ふつうの婦女子はなかなか入りにくいですよね。いい店かどうか、どこで判断するか。 わたしの経験則ですが、カットでも剃りでも、女の理容師さんのほうが丁寧です。 とくに年配の女理容師さんは、「きもの着るので」というと、背中の奥まで、 きれーに剃ってくれます。剃った後も痛くない。 腕は人それぞれですが、わたしは女の理容師さんのほうが好きです。 毎月美容室に行くのを、3ヶ月に2回にしてでも、1~2ヶ月に1度は理容室へ。 < 前のページ次のページ >
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