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「浴衣姿でどこまで行っていいの?」
「平塚から渋谷まで、浴衣で行っていい??」 花火大会のことも気になる昨今、友人からこんなことを尋ねられました。 わたしも以前は、「昼間から浴衣を着ていていいんかい?」と悩んでいました。 そこで先生に訊ねたところ 「いいに決まってるじゃないの~。浴衣は夏の普段着。 洋服だったらジーンズとTシャツくらいの位置付けよ」とのお答えが。 あら~、そんなカンタンなことだったのねー。 ところが、誰からかどこからか何からかは忘れたけれど、 こんなことを聞いたか読んだりもしました。 「浴衣は湯上りにひっかけるように着るもの。 昼はもちろん、夜も遅い時間に着てるのだっておかしい」 レレレ? そうなの?? でもなぁ、江戸時代に、町場の人がそんなに何枚も重ね着してるはずないよなぁ。 ヘタしたら冬に浴衣みたいなの着てた人だっているんじゃないの? そこんとこ、どーなんでしょう。で、軽く調べてみました。 以下『広辞苑より』 【浴衣(ゆかた)】 ①「ゆかたびら」の略。 ②おもに白地に藍色で柄を染めた、夏季に着る木綿の単衣。 【湯帷子(ゆかたびら)】 入浴の時または入浴後に着る単衣。ゆかた。ゆぐ。ゆまき。身拭(みのごい)。 なるほどねぇ。 そこでわたしは、自分用にこんな目安をつくりました。 ①夏は朝から晩まで浴衣を着てていい。 ②できれば昼間は薄い色、濃い色は夜に着る。 ③出かける範囲に合わせて、浴衣の素材を変える。 「浴衣」といって思い浮かぶのは、柄が染められた綿の薄くやわらかい生地。 あれは「コーマ(綿コーマ)」というそうです。浴衣のなかで一番カジュアルな感じ。 なのでわたしは、家で過ごすときや、近所に出かけるとき用にしています。 帯は半幅を文庫結びか貝の口に。 電車やバスに乗って出かけるときは、コーマではなく、 縮(ちぢみ)という、同じ綿でも、しぼしぼした生地の浴衣に替えています。 最初は長襦袢を下に着る、夏の長着としていたものを、 浴衣としても着ているということです。 (こういうのは「高級浴衣」といって売られているそうですが、 反物から仕立てても3万円でおつりがきました) 麻や綿の無地の半幅を貝の口に結び、幅が狭く長さも短い帯〆(三分紐)を締めます。 三分紐を締めるのは、帯留をしたいから。帯留でアクセントをつけ、 「お出かけ用ですのよ」という感じを出す。 浴衣のときは素足に下駄。 長襦袢を着るときは、下駄でも足袋を履く(夏用のカジュアルな草履も可)。 どこか建物に入るときは、足袋を履いた姿=長襦袢を着たきもの姿で出かける。 ほぼ屋外オンリーのときは素足に下駄=浴衣。 わたしと同年代(30代中頃)の方で、「今年浴衣で出かけたい」と思ってる方には、 コーマ地ではない浴衣をおすすめしたい。 わたしは今のところ縮しか持っていませんが、綿紅梅・絹紅梅など、 ちょいと調べたら綿芭蕉・綿紬なんてのもありました。 色柄も落ち着いていて、我らにはしっくりと着心地がいいと思います。 by tatang | 2006-07-21 11:42 | きものを買う前に
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